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コミュニケーション

コーチングで学んだ「認知」というスキルを普段使いしてみると格段にコミュニケーションが良くなった!

コーチングを学んで10年。様々なスキルを学んできましたが、その中でも「傾聴」と並んで大切にしているのが「認知」というスキルです。

そもそも「認知」とは?
「認知」とは、聴き合う対話から気づいたこと、相手の個性や感じたことを言葉にして相手にそのまま伝えることです。

例えば、相手が新しい服を着てきた時に「素敵な服ですね。とても似合ってますね」と伝えると、

言われた方は
「私のことちゃんと見てくれてるんだ」
「この人は私の変化に気づいてくれる人だ」と感じ、
「私は大事にされている」という気持ちになります。

これが「認知」です。

挨拶も「認知」に変えてみる
私たちは普段、人と会うと型どおりの挨拶をするのが通例です。
「おはようございます」
「こんにちは」
「今日は寒いですね」
「先日は、ありがとうございました」
などなど。

でも視点を変えると、相手に出会った瞬間に、相手への「認知」を伝えてみるのもありです。

例えば、友人がいつもと違ってウキウキした明るい表情をしていたとします。

すかさず、

「〇〇さん、おはようございます!なんか今日、ウキウキを感じるよ。」

と伝えてみる。

すると、

「〇〇さんは私のことちゃんと見てくれてるんだ」

「〇〇さんは私の変化に気づいてくれる人だ」

と思い、

「この人にこの気持ちを話してみようかな」

という気持ちになるかもしれません。

私がスタバに行くと必ずすること
私は、スタバへ行くと必ず注文するときに、お店や従業員の方に対して「認知」をします。

「今日の音楽は、JAZZですね。ピアノの音が気持ちがいいです」

「上に飾ってる絵が素敵ですね」

「いつも従業員さんが楽しそうに仕事されてますね」

「ここへ来ると癒されます」などなど。

別に、お店に媚びへつらえている訳では全くなく、私が感じたことを素直にただ伝えているだけです。

コーチングの訓練として始めましたが、今ではすっかりライフスタイルになっています。

また、スーパーではレジの方にも、

「夜遅くまでご苦労様です。本当に助かります」

「いつもお惣菜が美味しくってうれしいです」

などと感謝を伝えます。

「認知」に正解はない
「認知」の特徴に、正解はないがあります。

「かかっている音楽が素敵ですね。」

って私が感じたことをそのまま伝えているだけ。

人によっては、

「この音楽は、自分の好みではない。素敵ではない!」

って人もいるかもしれません。

でも、それでいい。

私がそう感じたのだから、それを伝えて何が悪いんだって話です。

「認知」を伝えるポイント
「認知」を伝えるポイントがあります。

それは、まず自分に対して「認知」することです。

なぜ、自分を認知することが大切なのか?

それは、自分自身を大事にしていないと、他人を心から認知することが難しいからです。

例えば、

「私には勇気がある」

「私は笑顔の素敵な人だ」

「私はいつもおもしろい男だ」

「私からゴメンと言えたぞ。すごい!」

と、自分の良いところを認め、愛している人は、他人の良いところにも自然と目がいくのです。

なぜなら、心に余裕があるからです。

しかし、自分のことを

「ダメな人間だ」

「価値がない人間だ」

と心のどこかで自分にダメ出ししている人は、他人の良いところを見ても、素直に喜べなかったり、

「どうせ私には関係ない」

と、どこか他人事のように感じてしまう。
心に余裕がない状態とも言えます。

まずは、自分自身を認め、愛することで、初めて他人を心から認知することができます。

「認知」と「自慢」は違う
自分を「認知」することと「自慢」は全く違うと感じています。

ここ誤解が生じやすいのですが、自慢は「おごりたかぶること」です。

上から目線の態度、縦の関係にになりやすいです。

「認知」は、ただただ「感じた相手のありのままを言葉にして伝えること、また受け入れること」です。

こちらは、上も下もなく横の関係でいられます。

「認知」は、相手を受け入れ、尊重し、大切に思う気持ちのあらわれ。

「認知」する人も「認知」される人も、

優しい気持ちになれるスキルだと私は思っています。

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順次、お返事させていただきます。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます!

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