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やりたい勉強か?やらされる勉強か?

正直に言うと僕は、小中高校と常に勉強することが嫌いだった。
幼稚園から小学生時代に、自然豊かな山奥、そしてそれとは逆の、海の目の前で育ったせいもあるかもしれない。僕は野生児だった。


当時は朝から日が暮れるまで、「遊びの時間だけで1日があればいいなぁ」と強く望んでいたものだ。
ところが、小1になるとチャイムが鳴れば教室に入り、45分間椅子に座ってないといけない。
やらされる・・・
やらないと怒られるか罰を受ける。
これが、たまらなく苦しかったし嫌だった。


今だから言うけれど、小1、小2の頃、宿題ができていないと、朝学校を休みたくて何度もおなかが痛くなったのを覚えている。(本当に痛かったかどうかは今では不明・・・母に感謝である!)
こんな自分が、今61歳になり勉強が楽しいのだ。


コーチングの学びやアドラー心理学や読書会や脳科学やプログラミング、コミュニケーション、音楽、ランニングなどなど勉強への好奇心が止まらない。


最近は外国人とも話す機会が増えたが、あれほど中学高校と欠点・赤点をとりまくった英語も「すがさんって英語を話せるんですね」と言われるまでになった。


なにがそうさせたのだろう???
茂木健一郎さんの「脳を活かす勉強法」の中にヒントがあった。
ここに引用します。


~~~


人間の脳は、「ある行動をとったあと、脳の中で”報酬”をあらわす物質が放出され、脳を強化する」と言う性質を持っています。
つまり”報酬”を得て喜びを実感できると、その行動を再現し、繰り返したくなる。その結果その行動に熟練していくと言うわけです。そのカギを持っているのは「ドーパミン」と言う物質です。・・・・
私にとっての”報酬”とは ・新しい知識を手に入れる ・達成感 ・他者からほめられる
・知識欲を満足させる この4つです。
つまり私の勉強法は「いかにして脳に最大の喜びを与えるか」と言うノウハウの開発だったのです。・・・・


~~~

なるほど。確かに「ドーパミン」らしきものは出てるかもな・・・。
喜びを感じているな。
今僕は、勉強を「やりたい」からやっているだけで、「やらされている」のではない。
特に個人で仕事をするようになってからは、ワクワクしないと勉強しない身体になっている。
自分の実力を評価したいとも思わない。


良い点を採れているかどうか?誰かとの比較に興味がない。
それより、自分が役に立っているかどうかに興味がある。


学んだことを早速やってみて、誰かに「ありがとう」とか言われると、泣いちゃうほど嬉しいのだ。
委縮した表情の人が、ぱーっと笑顔になったりすると、「あー生きていてよかったなぁ」と感じる。

そして更に役立ちたくて、勉強する。いろんなところへ人に会いに出かけたくなる。
茂木さんの言う「いかにして脳に最大の喜びを与えるか」と言う問いは大きいな。
僕はこの問いと死ぬまで寄り添う気がしている。

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