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職場の会議が、硬直化せずに活き活きする方法とは?

今回は「対論」と「対話」の違いを知って意識すると、会議の空気がガラリと変わりますよ、と言うお話です。

先日、ある対話会の冒頭で「この会では『対論』をしないで、ぜひ『対話』を意識してくださいね。」とお願いしました。
すると参加者の方からこんな声が上がったのです。

「そうか!うちの職場の会議は対論ばかりだ!だから会議が硬直しているんだな。・・・・」と。

また別の人が
「うちはもっとひどいですよ。いつもお通夜なんです。たまに新しい意見が出ても頭ごなしに却下されます。だから『どうせ言ってもムダだ。』ってみんな話すことを諦めてますね。・・・そうか、だから対話会なんですね。対話をする意味がやっとわかりました。これ大事ですね。」と言われたのです。

この話を聞いて僕はとても嬉しかったんです。

「対話」には、人が変化する力があるからです。
そのことを僕はコーチングでたくさん体感しているからです。

だか対話会では、自分も含めて参加者の方々が、「変化する=成長する」場になってほしい、そんな願いを持っています。

ところで、なぜ人は「対話」をすると変わるのでしょうか?

それは「対論」と「対話」の違い、を知るとわかります。
劇作家の平田オリザさんが書かれた「わかりあえないことから」の中に「対論」と「対話」の違いについてこのように書かれています。
引用しますね。

===========

対論=ディベートは、AとBという2つの論が戦って、Aが勝てばBはAに従わなければならないのです。

Bは意見を変えねばなりませんが、勝ったAの方は変わりません。

対話=ダイアログとは、AとBと言う異なる二つの論理がすり合わさり、Cと言う新しい概念を生み出す。

AもBも変わります。

まずはじめに、いずれにしても、両者とも変わるのだ、と言うことを前提にして話を始める。

対話的な精神とは、異なる価値観を持った人と会うことで、自分の意見が変わっていくことを、潔しとする態度のことである。

===========

僕は初めてこの文章を読んだ時、とてもショックを受けたのです。
それは、会話と言うものは、「正しい/間違い」「勝った / 負けた」「儲かるか?損するか?」「早いか?遅いか?」などを議論することが当たり前だと思っていたからです。

そのために、自分から「お願い」をしたり、「説得」をしたり、「交渉」をしたり、「論破」をしたり、「謝罪」をしたりすることを頑張ってきたのですね。
今思うと、これらは全部「対論」でした。

更には、会話の結果自分が変わらざるを得ない時は、「負けたんだ」とも感じていたのです。
だから、この文章にある「両者とも変わる、と言うことを前提にして話を始める」などとは、全く考えたことはなかったですね。

でも、僕自身が実際にコーチングで「相手と一緒に関係性を創る」感覚や、「両者がともに変わること」を体感したことで、「対話って楽しい!」と素直に感じることができたのです。これで、僕はどんどん「対話」の魅力にはまっていったのです。

冒頭に出てきた、硬直した会議やお通夜の様に静かな話し合いは、多分誰も望んでいないでしょう。僕も同じです。
ならば、「対話」することを誰かがはじめて続ければ、そして「対話」の輪が周りにも広がれば、場の空気は必ず変わると思うのです。

それは、オンラインでそれも初対面の方が多い対話会で実感しています。
皆さんの対話エネルギーは、ものすごく熱いのです。
いつも僕が圧倒されています。

これからも、共に成長する「対話」の場をつくりながら、自分も成長し続けたいと思っています。
ありがとうございます。

先日、ある対話会の冒頭で「この会では『対論』をしないで、ぜひ『対話』を意識してくださいね。」とお願いしました。
すると参加者の方からこんな声が上がったのです。

「そうか!うちの職場の会議は対論ばかりだ!だから会議が硬直しているんだな。・・・・」と。

また別の人が
「うちはもっとひどいですよ。いつもお通夜なんです。たまに新しい意見が出ても頭ごなしに却下されます。だから『どうせ言ってもムダだ。』ってみんな話すことを諦めてますね。・・・そうか、だから対話会なんですね。対話をする意味がやっとわかりました。これ大事ですね。」と言われたのです。

この話を聞いて僕はとても嬉しかったんです。

「対話」には、人が変化する力があるからです。
そのことを僕はコーチングでたくさん体感しているからです。

だか対話会では、自分も含めて参加者の方々が、「変化する=成長する」場になってほしい、そんな願いを持っています。

ところで、なぜ人は「対話」をすると変わるのでしょうか?

それは「対論」と「対話」の違い、を知るとわかります。
劇作家の平田オリザさんが書かれた「わかりあえないことから」の中に「対論」と「対話」の違いについてこのように書かれています。
引用しますね。

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対論=ディベートは、AとBという2つの論が戦って、Aが勝てばBはAに従わなければならないのです。

Bは意見を変えねばなりませんが、勝ったAの方は変わりません。

対話=ダイアログとは、AとBと言う異なる二つの論理がすり合わさり、Cと言う新しい概念を生み出す。

AもBも変わります。

まずはじめに、いずれにしても、両者とも変わるのだ、と言うことを前提にして話を始める。

対話的な精神とは、異なる価値観を持った人と会うことで、自分の意見が変わっていくことを、潔しとする態度のことである。

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僕は初めてこの文章を読んだ時、とてもショックを受けたのです。
それは、会話と言うものは、「正しい/間違い」「勝った / 負けた」「儲かるか?損するか?」「早いか?遅いか?」などを議論することが当たり前だと思っていたからです。

そのために、自分から「お願い」をしたり、「説得」をしたり、「交渉」をしたり、「論破」をしたり、「謝罪」をしたりすることを頑張ってきたのですね。
今思うと、これらは全部「対論」でした。

更には、会話の結果自分が変わらざるを得ない時は、「負けたんだ」とも感じていたのです。
だから、この文章にある「両者とも変わる、と言うことを前提にして話を始める」などとは、全く考えたことはなかったですね。

でも、僕自身が実際にコーチングで「相手と一緒に関係性を創る」感覚や、「両者がともに変わること」を体感したことで、「対話って楽しい!」と素直に感じることができたのです。これで、僕はどんどん「対話」の魅力にはまっていったのです。

冒頭に出てきた、硬直した会議やお通夜の様に静かな話し合いは、多分誰も望んでいないでしょう。僕も同じです。
ならば、「対話」することを誰かがはじめて続ければ、そして「対話」の輪が周りにも広がれば、場の空気は必ず変わると思うのです。

それは、オンラインでそれも初対面の方が多い対話会で実感しています。
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ありがとうございます。

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