コーチングとは、人生のハンドルを握ること
この言葉は少し厳しく聞こえるかもしれませんが、昔私が通っていた中学校の校長先生が言われた言葉です。私たちが自分の人生をより良くするためには、まず自分自身が行動することが大切です。
コーチングとの出会い
コーチングと出会ったとき、私は大切なことに気づきました。それは「自分の人生の主導権を握るのは、自分である」ということです。誰かが助けてくれるのを待っているだけでは、何も変わりません。自分自身が一歩踏み出すことで、新しい道が開けるのです。
新人研修のエピソード
前職で4月に入社した新人研修の場での出来事を思い出します。私は当時新人研修の統括をしており、大勢の新人に「新人の最初の仕事は挨拶です。明るく大きな声で挨拶しましょう」と常々伝えていました。
しかし、時折新人から「私に演技しろと言われるのですか?私は朝眠いのに笑顔になるのは無理です。それに、菅さんは『自分に嘘をつくな』とも言っておられましたよね?矛盾してますね。」といった疑問が上がりました。
「むむ・・きたか!」
私はこう答えました。「演技をするのか、しないのかは自分で選んでください。これからの会社生活において、あなたが望む未来に向けて、どんな態度をとっていくのかは自分で選ぶことができるのですよ。だから時には勇気を出すことは必要です。
決して、人事の菅さんが言ったから笑顔を作るのではないですよ。それが社会での大切な学びです。まぁお気軽に笑顔になってみることです。」
自分で選ぶことの大切さ
このやり取りを通じて、私は伝えたかったことは、「自分で考えて気づき、進む方向を選び、自ら動くことで、人生はもっと豊かで面白くなる」ということです。自分の理想の姿を常に求め続け、気づきや工夫を少しずつ積み重ねていくことで、選択肢が間違いなく広がっていきます。
この姿勢を意識して新人時代を送るのか、意識しないでやり過ごすのかで、大きくその後の人生が変わると感じています。
最近、幼稚園児や中学生との対話も増えました。子どもたちには「いつか誰かが何とかしてくれる。」と思ってほしくないのです。失敗してもいいから、少しずつ世間とすり合わせながら、自分の力で進んでいってほしい。
私自身もこの言葉を心に留め、愛情をもって子供たちを見守り続けたいと感じています。
最後に
自分の人生の主導権を握るためには、まず自分自身が一歩踏み出すことが大切です。他人に頼り、他人の顔色ばかりをうかがうのではなく、自分の選択と行動で未来を切り開いていきたいです。
そのために、常に自分の理想の姿を求め続けていきましょう。挨拶の姿勢ひとつとっても、そこにその人の個性が現れます。
大切な人生は自分自身の手の中にあります。あなたの未来は、あなたの選択次第です。
お役に立てれば幸いです。
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