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子育て中に「ひとりの時間」がほしい!と思ったママさんパパさんへ

「子どもは大好きだけど、ひとりになる時間が欲しいです!」

多くのママ・パパが抱える悩みですよね。

私は、昔企業で女性活躍支援の担当をしていました。
当時、働くママさんたちの声を聴いていると、同じような言葉をたくさん聞いたことを思い出したのです。

そして私自身も、子育てに夢中になっていた時期があるので、その思いの深さを実感したものです。

そんな時、ふと立ち止まって考えてみて欲しいです。
「一体、私は何を求めているんだろう?」と。

そこで、今回は子育て中のママ・パパの「一人の時間が欲しい」の対処法を考えてみたいと思います。

話は少し変わりますが、先日シェアハウスにいるドイツ人青年が教えてくれた、彼の家族のクリスマスの過ごし方が印象的だったのでご紹介します。

彼の家族は、毎年、大勢で集まって楽器を演奏し、小さなオーケストラコンサートを開くそうです。

それは、誰かに強制されたものではなく、家族の誰しもが「一緒に音楽を奏でたい」という気持ちから生まれているそうです。

最近は、孫たちが率先してコンサートを企画するそうです。

私は、その動画を見せてもらった彼らが本当に楽しそうに、そして一生懸命ハーモニーをあわせている様子に感動しました。
「素敵な家族だなぁ」と思いました。

ここで話を元に戻します。
私たちは、「一人の時間」を求める時、心の奥底では何を求めているのでしょう?

それは、もしかしたら「誰かと心を通わせたい」「何かを成し遂げたい」といった、もっと根源的な欲求なのかもしれません。

それは、「心が満たされる感覚」だったりします。
(実際にひとりになってみると、「あれ、やりたいことがないぞ(汗)」となるケースもあるようです。)

子どもとの時間を単なる「やらなければならないこと(MUST)」と捉えるのではなく、「一緒に何かに夢中になりたい(WANT)」という視点を持つことで、子育てはもっと楽しく、そして豊かなものになると考えます。

ドイツ人家族のクリスマスコンサート。
そこには、家族の絆を深めるための「音楽」という共通の目標がありました。

私たちも、子どもと一緒に企画を考えたり、練習したりして、何かを作り上げるという共通の目標を持つことで、子育てをもっと楽しめるのではないでしょうか。

それは小さなことでもいいのです。

例えば、一緒に料理を作ったり、絵を描いたり、本を読んだりするのも良いでしょう。
大切なのは、一緒に何かをするという「プロセス(過程)」を楽しむこと。
そして、この「プロセス」に没頭することです。

心理学では、この「没頭して何かを行う状態」を「フロー」と呼びます。
フロー状態になると、時間はあっという間に過ぎ、ストレスも軽減されます。
幸せを感じる時間ですね。

大切なのは、「一人の時間」を確保することではなく、子どもと一緒に過ごす時間そのものを楽しもうとする姿勢だと思います。

一緒に「あーでもない、こーでもない」と探りながら何かを創り出す過程で、自然と子どもと対話し絆が深まります。そしてこの過程は、自分自身の成長にもつながります。

「一人の時間」を求める気持ちは、決して悪いことではありません。
しかし、子どもとの時間を大切にすることで、思っていた以上の喜びや発見があるかもしれません。

ドイツ人家族の例のように、家族みんなで楽しめることを探してみましょう。
そして、「やりたい」という気持ちから生まれる「フロー体験」を味わうことで、子育てがもっと豊かに、そして楽しい時間になると思います。

お役に立てれば嬉しいです。

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今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます!

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