想いをコトバにしてみると、奇跡が起こる！

2023.11.27ブログ

僕の宝物のひとつにこの写真の地図があります。

昔、甲府にいた時のこと。
職場で僕は「20代最後の夏休みは、やりたいことやるんだ〜！自転車で北海道を走りたいんだ〜！」って言ってみたのです。

するとそこに、たまたまい合わせた同僚のＩ君が「いいですね〜！僕の実家は、函館なので来月一緒に帰りましょう！」と言ったのです。

僕は軽く聞き流していたのですが、次の日Ｉ君が「実家の母に菅さんのことを話したら、ぜひ連れていらっしゃい！って喜んでたよー。車の運転交代でお願いします！」と言った😱

えっ！

僕は引くに引けなくなり、
「これは行くしか無い！」と腹をくくり自転車用バッグやテントや寝袋を買ったのでした。

そして、持ってなかった自転車も買ったのです。

結果この一人旅がおもしろ過ぎて、3年連続夏休みに北海道を走ったのでした。
僕の人生の宝物です。

想いをコトバにしたら奇跡って起こるんだなぁ。
Ｉ君に感謝だよー！

思い出
・ジャガイモ畑で作業していたおばあちゃんと意気投合して、お家に2泊させて頂いた。夜の宴会にも参加させて頂いた。皆さんの笑顔やぬくもりが忘れられない。ウニ丼、イクラ丼、チャンチャン焼きは美味かった！

・西の海岸線をずーっと走っていると、眠くなる。逆にトンネルに入るとトラックの音がめちゃくちゃ怖くて目が覚める。また利尻島に沈む夕陽はあまりに美しく息をのんだこと。北上する台風と追いかけっこしたこと。

・礼文島の桃岩ユースホステル。囲炉裏を囲んで歌って踊って叫んだこと。フェリーの上でも踊って港の仲間にずーっと「さようなら～」って叫んだこと。

・然別湖へ至る峠は登り続きで厳しかった。夕方、極限の空腹と寂しさと不気味に光る鹿の目が怖くて涙が出てきた。

・然別湖の湖畔キャンプ。早朝日の出で湖面がピンク色に染まり、水蒸気が立ち上る。なんとも幻想的で美しかった。

・美瑛町のラベンダーの香り。今でもラベンダーの香りをかぐと、あの場所を思い出す。

・山奥の野天風呂。混浴なので真っ暗な中、手探りでお湯につかる。これはこれでスリリングであった。

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